今回担当するのは、エグゼクティブコーチ・丹羽。
役員・ビジネスリーダーをクライアントとしたエグゼクティブコーチングの実績が多数ある。
ExSCOのコーチングは「自身を振り返る」ことを大切にしている。
誰しも最初は、「こうありたい像」がぼんやりとしている。まず「自分は今までどう生きてきたか」を見つめることによって、像の輪郭がはっきりと浮かび上がるのだ。
泉氏は大学院修了後、ビール等でおなじみの大手「サントリー」へ入社。研究職・商品開発等に携わっていた。社内の国内留学制度で早稲田大学のMBAを取得するなど、意欲的に仕事にあけくれる日々だったという。2010年に意を決して「セイバン」へ入社。2011年に父である先代社長が急逝し、社長に就任した。
コーチングを担当した丹羽からは、「とても苦労された、メンタルの強いかた」と事前にうかがっていた。歴史ある大企業の社長を引き継ぐにあたり、そのプレッシャーは相当なものだったと筆者は思う。
「どういったイメージを引き出したいか」「理想のリーダーとはどんな姿か」、エグゼクティブコーチングで言葉にしたイメージを元に、スタイリングコーチの小山がご提案した。
最初は緊張しているような印象をうけた泉氏が、小山が提案するスタイリングに着替えるたび、どんどんリラックスしていく姿が印象的だった。もともと、スーツをオーダーメイドするほどスタイリングにこだわりのある泉氏。「なぜこの生地を選んだのか」「パンツとジャケットのサイズバランス」など、小気味良い小山の解説を楽しんでいただけたようだ。
ポートレイト撮影は、セイバン初の直営店「SEIBAN OMOTESANDO」がある表参道で行われた。
上記で紹介したドットネクタイにくわえ、優しい茶系ジャケットに合わせたピンクの幾何学模様ネクタイ、ジーンズが映える茶系ジャケットと太めのストライプネクタイが若者の街によくなじむ。
ExSCOのフォトセッションは、被写体の「らしさ」を引き出すためにロケーションにもこだわる。今回は、「気さくで若々しいスタイリング」に合わせたロケーションとなった。
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