木戸特許事務所 所長 弁理士 木戸良彦さま

今回は、平成29年度日本弁理士会副会長を務める、木戸特許事務所 所長 木戸良彦氏の事例を紹介する。スタイリングはExSCO・パートナーである、日本橋三越本店にて行われた。「見た目はジャイアンのようにワイルドだけど、中身はドラえもんのようにロジカルです」と、いたずらっぽく語る木戸氏。気さくなお人柄で、終始笑いの絶えない和やかな撮影となった。

我々が提供するのは形のないサービス。だからこそ、人から信頼されるような演出を

弁理士という職業を知らない人も多いのではないだろうか。特許の申請や商標登録など、知的財産を守るための業務を行う仕事である。
「私のクライアントの7割は特許出願をご依頼いただく技術系。私自身も元々は理系出身です。」“弁” 理士という言葉のイメージから法律職の強い文系のような印象を抱くが、特許を扱うことが多いことから実際は理系出身者が多い。
「弁理士の知名度は、一般的にはまだまだ低いと感じています。私も含めて、弁理士にはセルフブランディングが得意な人が少ない。しかし、弁理士は具体的な物を売るのではなく、形のないサービスを提供します。だからこそアピールする力は必要ですし、人に信頼される見た目や物腰はとても大事だと思っています。」

さかのぼること数日前

木戸氏を担当したのは、これまでにも数々の役員やビジネスリーダーを担当してきた、エグゼクティブコーチ・丹羽。日本弁理士会副会長としての顔、木戸特許事務所の所長としての顔。それぞれの組織の中における木戸氏が持っている「らしさ」と、こうなりたい「夢」 を、これまでの生き方を深掘りすることによって浮かび上がらせていった。


ビジネスと法律を繋ぐ役

ビジネスと法律の橋渡し役が、弁理士の仕事の大事な側面である。日々、まったく違った業種の人と接することも日常茶飯事だ。
「同じ言葉でも、業界によって伝わらない場合もあります。特に法律用語は難しいですからね。通訳やエージェントのような気持ちで、なるべくかみくだいて伝えるように心がけています。」
そして木戸氏が一番大事にしている価値観が、「常にクライアントの 立場に立って物事を考える」ということだ。
「人の立場で物事を考える」――言葉で言うのは簡単だが、実践するのは難しい。それを可能にしているのは、木戸氏の持つ緻密さと、多角的に物事を見ることができる視野の広さだ。法律や契約書の条文など、細かいところに気を配るのが得意なのだと木戸氏は語る。一方で、「クライアントが抱えているビジネスの苦労を、すべて知っているわけではない。自分が知らないことに謙虚でいる姿勢は、保ち続けたいです」と、客観性も忘れない。

カラー診断で、その人だけの ” 似合う色 ” を提案

「保守的なので、普段は紺や黒しか着ないんです」という木戸氏。そのため、ワードローブはどうしても地味になりがちなのだという。さらにハードルが高いのは夏場の「クールビズ」スタイル。TPOにも合い、かつ、オシャレな着こなしをするのは簡単ではない。そんな木戸氏のスタイリングを担当するのは、日本橋三越本店のシニアスタイリスト・三浦梓。カラーアナリストとして、人の印象を高めるカラーコーディネートを得意としている。三浦の丁寧な診断の結果、木戸氏は水色やピンクなどの上品な色合いが得意なカラータイプであった。 素材はマットなものが似合うという。

たっぷり時間をかけて選ぶ「理想を纏えるスタイリング」

自分自身に合うカラーを見つけ、さらに自分の体型に最適な服を選ぶのは、商品知識のない素人には非常に難しい。しかし日本橋三越本店では、多くのブランドの中からお気に入りの一枚を見つけることができる。今回のテーマはクールビズスタイル。この日も三浦が日本橋三越本店中を飛び回り、木戸氏にぴったりの服を集めてきた。この選択肢の多さと的確な提案が、日本橋三越本店でのスタイリングの最大の魅力と言えるだろう。




やわらかい印象と信頼感を同時に上げる1枚

スタイリングコーチ・三浦と木戸氏が選んだのは、鮮やかな色で実に上品なピンクのジャケット。白のパンツと紺色のネクタイが爽やかだ。


─三浦
木戸さまはピンクが非常にお似合いなのですが、これはグレーがかったピンクで、ジャケットとしては少ないお色です。落ち着いた色なので、ビジネスシーンでも問題なくお使いになれます。今回はワイシャツもピンクにし、差し色としてネクタイに紺を持ってきました。 ネクタイはグレーでも良いでしょう。これにデニムなどを合わせると、カジュアルな印象になります。インナーにTシャツなどを合わせてみると、お子様とのお出かけなどビジネス以外のシーンでも活躍することと思います。


─木戸さん
最初にピンクと聞いてお笑い芸人のようになってしまうのではと心配したのですが(笑)。着てみたらとても落ち着いていてびっくりしま した。弁理士というとお堅い職業だと思われがちですが、これを着ることでいい意味でクライアントのイメージも変わりそうですね。白いパンツにしてもピンクのジャケットにしても、自分ではまず手に取ることすらなかったアイテムです。自分がこういった色が似合うということも初めて知りました。今後買い物をするときの参考にもなりましたね。

フォトグラファーによるポートレイトセッション

今回のポートレイトセッションは、日本橋で行った。スタイリングを行った日本橋三越本店がある場所であることは言わずもがな、木戸特許事務所がある、木戸氏ご本人にも馴染みの深い場所でもある。歴史ある建物と真新しい建物が混在する日本橋は、「どこを切り取っても絵になる」とフォトグラファー雨森も絶賛。木戸氏のモチベーションも高く、様々な構図にチャレンジしていただいた。

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